「日本のみんな、元気ですか?」・・・新ドラマーのポールとは?(updated)

「やあ、日本のみんな、元気ですか?」・・・彼らからの日本語のメッセージがTriviumのFacebook Pageに投稿されていました。
「俺達の新しいドラマーもみんなに紹介できるし」・・・そう、近年「見るたびにドラマーが違う」と友人からつっこまれていますが、今度来日するポールとはどんな人なのでしょうか。今まで出ている情報をざっくりまとめてみました。

2015/12/5 Knotfest Mexicoにて4万人の観衆の前で突如デビューしたPaul Wandtke(ポール・ワントキー)は、1985/12/20生まれ、シカゴ出身・在住のミュージシャン。かのバークリー音楽大学でマイク・マンジーニ(ドリーム・シアター)に師事。Modern Drummer と Sick Drummer Magazine にコラムを持ち、トリヴィアム加入前の2013~2015年にはRock Of Ages(ブロードウェイ・ミュージカル)でプレイしていました。11歳からドラムを始め、ドラマーとして数々のバンドやプロジェクトに参加。公演歴は世界45カ国にものぼります。
2015年、ドラマーを探していたトリヴィアム。マシューがジョン・ペトルーシに相談を持ちかけたところ、ジョンがマイク・マンジーニに声をかけ、名前が挙がったのがこのポール・ワントキーでした。トリヴィアム加入後も、ツアーのないときはドラムレッスンも行っています。
http://www.paulwandtke.com
https://www.facebook.com/DrummerPaulWandtke
生粋の音楽家なんですね。

Drum Cam 映像をアップしてくれるのも嬉しいところ。

Paul Wandtke – Trivium – Silence In The Snow

PaulのYouTubeチャンネル
・Trivium加入後 https://www.youtube.com/user/paulwandtke/
・Trivium以前 https://www.youtube.com/user/DeadOriginalMusic

45カ国もの公演経験がありながらも、日本は「遠い国」のようですね!「ツーバスをずっとずっと練習し続けていたら、いつかこんなに遠い国に行けるようになるだなんて思ってなかった」

エンドーズ各社:
TAMA Drums
Evans Drums
Meinl Cymbals
Vic Firth

Tama artist/Trivium's Paul Wandtke talks about his UK rental kit
Vic Firth Full Live Drum Solo Promo

TAMA artist: Paul Wandtke

オフステージでの顔:
・ツアー先で訪れたポーランド料理店で、ポーランド語を話したそう。

・先日はディー・スナイダーの新譜のギャング・ヴォーカルに参加。

・Smells Like Nirvana というNirvanaのトリビュート・バンドではフロントマン。つまりカート役!
https://facebook.com/smellslikenirvanatribute


 
・敬愛するカートが住みたいと言っていたスコットランドの地では、こんな感慨深げな投稿も。

・ドラムは譜面に起こす。このまま出版できそう。

・ドラムレッスン生募集については、不定期ですが彼のSNSで発信されています。こちらはレッスンスタジオの様子。

・トリヴィアムとツアーして15ポンド(約6.8kg)太っちゃった。

いろんな顔がありすぎて、新しい面が明らかになるたび「何者?何者?」と興味を引かれます。
ミーグリで話を聞いてみたいですね!

トリヴィアムのジャパンツアー、チケットやミーグリ情報はこちらにまとめました。
https://triviumjp.net/?p=4267

ドラマー交替(2015/12)の公式ステートメント:

トリヴィアムは、ドラマーであったマット・マディーロ(以下Mat)と友好的に袂を分けたことを、皆さんにお知らせします。

我々がツアーを続けるか降りるかの窮地にあったとき力を貸してくれたのがMatでした。彼が助けてくれた何もかも、この先ずっと忘れることはありません。我々のために力を貸してくれて、本当に感謝します。

しかしながら、我々は創造性という点において変わらなければならないと感じていました。トリヴィアムのこれまでのいかなる変化も、どんな難しい決断も、いかなる進化も、そうさせられたことも含め、バンド機能を継続する上で必要なことでした。メンバーを直接巻き込む裏側での出来事は、必ずしも外側からのファンの目には映るものではありません。

そんなわけで、我々の新しいドラマーは、イリノイ州シカゴ出身のポール・ワントキーに決まりました。この決定に際し、何をどうしなければならないか非常に注意深く検討しました。

今回は、多くのドラマーをチェックし、トライアウトしました。熟考の末、ある日パオロがマット(キイチ)にこう言ったのです。「いいアイデアがないか、ジョン・ペトルーシに相談してみたら。」ジョンの、バークリーつながりに期待したのです。

ジョンはマイク・マンジーニを会話に引き入れ、我々の抱えるこの難題についてマイクに相談したところ、すぐさま、バークリー音楽院でマイクのもとで学んだ「ポール・ワントキー」の名前が挙がりました。世界最高のドラマーの一人にちがいないという印象を持ちました。

ポールは、さきの週末ノットフェス・メキシコの4万人の観衆の前で稲妻のごとくデビューしましたが、見事にやり遂げました。我々としてもポールとはこの先長く共にやっていきたいと思いますし、世界中のトリヴィアム・ファンの皆さんもどうか彼を心から歓迎いただければと思います。

ポール「トリヴィアムから連絡があったときは本当に驚いた。「ホーム」と呼べる場所をずっと探していたんだ。似た音楽的嗜好、ミュージシャンシップ、そして目標を持つ仲間のホームを。僕らを引き合わせてくれた、ドリーム・シアターのマイク・マンジーニに感謝します。これ以上の幸せはないよ、人生が文字どおり変わっていくんだ。
決してあきらめないで。自分らしくあれ!Rock on!」~ポール・ワントキー

Official statement from Trivium:

We are writing this to let you all know that Trivium has amicably parted ways with Mat Madiro as our drummer.

Mat stepped up for us at a dire moment where it was either leave a tour, or carry on. With Mat, we will forever be eternally grateful of everything he helped us out with. Mat’s time filling in for us was much appreciated.

Creatively though, we felt at this time we needed to make a change. And every change, every difficult decision and every evolution that Trivium has either decided, or been forced to make has been for the necessary for us to continue on as a functioning band. The things that go on behind the scenes that directly involve the Trivium members aren’t always apparent from an outside fan’s perspective.

With that said our new drummer is Paul Wandtke from Chicago,IL. With Paul, we took our careful time deciding exactly what had to happen and how.

We spent our time checking out, trying out and feeling out many drummers this time around. After much deliberation, Paolo said to Matt one day “you should hit up John Petrucci and see if he has an ideas.” We figured our friend John may have some ideas from the Berklee-world.

John brought Mike Mangini into the conversation and within minutes of describing our conundrum to Mike, he had a name: Paul Wandkte. Paul studied under Mike at Berklee, and obviously made an impression on a man we consider to be one of the greatest drummers on the planet.

Paul made his debut with us in thunderous fashion this past weekend by playing to 40,000 fans at Knotfest Mexico. And he nailed it. We hope to work with Paul for a long time and we hope the Trivium fans around the world welcome him with open arms.

Says Paul, “I was blown away when Trivium had contacted me. I have been looking for a place to call home all my life, a home of brothers with similar tastes in music, musicianship and goals. I’d like to thank Dream Theater’s Mike Mangini for getting us in contact. I couldn’t be happier, this is literally life changing. Never give up, be yourself and rock on.” ~ Paul Wandtke

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