第1回 「TRIVIUMはメタルだ！」

どうも、皆さん、お疲れ様です。毎日ヘヴィ・メタルを聴いていますでしょうか？
「JUDAS PRIEST」に「IRON MAIDEN」に「BLACK SABBATH」。 「METALLICA」に「MEGADETH」に「PANTERA」に「SLAYER」。
「MACHINE HEAD」に「SEPULTURA」に「SOULFLY」に「SLIPKNOT」。
おっと、忘れちゃいけねぇ「MOTORHEAD」・・・。(笑)
今回から僕、YAS＠TRASTが管理人のtommieさんの依頼を受けてTRIVIUMに関するコラムを不定期で執筆させて頂く事になりました。主に内容はTRIVIUMの楽曲や演奏面、使用している機材etc…など音楽面に関しての事についてです。
最初に了承しておいて頂きたいのは、ここに書かれているコラムの内容は僕が個人的に感じた事をツラツラと書き綴っています。人によって感じる所は違うと思います。僕の分析する意見・感想等に賛成・納得出来ない方もおられると思います。
あくまで僕の個人的な意見なので、皆さんどうか是非、ヒマつぶし的な感じで聞き流す程度に読んで頂ければ幸いです。
そんな感じで読んで頂けた方がコラムを書く僕の方としても非常にやりやすいです(笑)。
僕もヒマつぶしな感じでこのコラムを執筆していきますので(オイオイ、そんなんで良いのかよ・笑)！
では、本題へ。
第1回　「TRIVIUMはメタルだ！」
さてTRIVIUMの事が大好きな皆さん、あなたはTRIVIUMのやっている音楽を「何」とジャンル分けされますか？メロデス、ハードコア、スラッシュ、などなど・・・ 色々と意見がありそうですが、僕がTRIVIUMに関して声高に語りたいのは・・・

TRIVIUMはメタルだ！って事です。

「そんなの言われなくたって分かってるよ」なんて声が聞こえてきそうですが(笑)、いやいや・・・
僕が各メディアやインターネットなどで色んな情報を聞いた・見た・読んだ感じでは、TRIVIUMはどうやら「メタルコア」と呼ばれるジャンルにカテゴライズされている事が多いような気がします。
その意見も分からない事は無いです。
メタルコアとは激しいモダンでメタリックなリフと、激しく叫ぶハードコア・ヴォイスでガンガン攻め込み、コーラス(サビ)では一転して胸打つ美しいメロディを聴かせるってのが1つのスタイルになってると思うのですが。(代表例：KILLSWITCH ENGAGE、SHADOWS FALLなど・・・)
TRIVIUMはまさにそういったスタイルを持っていますよね。基本は「ウガーッ！」とハードコア・ヴォイスで叫びまくり(笑)、 一転してコーラスでは素晴らしいメロディを聴かせてくれます。
そこが各メディアがTRIVIUMをメタルコアと位置づけている最大の要因だと思うのですが、

ちょっと待って下さい、と(笑)。

彼らの出す音をよく聴いてみて下さいよ、と(笑)。
’80ｓ METALLICAという名のフィルターを通過した音作りのリフ。
必ずと言って良い程、各曲に盛り込まれてるギター・ソロ。
素晴らしいギター・メロディを聴かせてくれる、ちょい長め(笑)のツイン・ハーモニー。
どれもこれもが何の混じりっけもない、明らかな正統派メタルな要素ばかりです！TRIVIUMにはそんな要素がたっぷり詰まってます。
ハードコア特有のテンポをズッシリ落とした、ギターの1とか2とか3フレットばっかり使ったモダン・ヘヴィなブレイク・ダウン・パートはTRIVIUMの楽曲には一切、存在しません。 TRIVIUMのリフは、ほとんどが練り込まれたメタル・リフです。
そしてTRIVIUMの楽器のチューニング。
現在のメタル・シーンは、楽器を激しくダウン・チューニングしたバンドが数多く存在し、台頭してきています。(METALLICAでさえ最新作「St.Anger」では激しくダウンチューニングしてますよね。)
そんな中、TRIVIUMの楽器のチューニングはドロップDチューニング(6弦のみ1音下げた状態のチューニング)。
これは非常に・・・なんと言うか・・・潔いと言いますか・・・(笑)。全弦2音下げや、ドロップBチューニング(全弦1音半下げ＋6弦のみ更に1音下げ)などが基本となりつつある現在のメタル・シーンにおいて、TRIVIUMのドロップDチューニングは非常にライトなチューニングです。
あ、いや、TRIVIUMの音が全然ヘヴィじゃない！なんて事を言ってるワケじゃありませんよ！激しくダウン・チューニングしている他のメタル・バンドに比べて、ドロップDチューニングは明らかにライトだと言いたいワケです。ここで言う「ライト」という表現が、TRIVIUMの音がヘヴィじゃない、という事を意味してるワケではありません。そこだけはもっぱら否定させて下さい。あ～ビックリした(笑)。
要するにTRIVIUMに関して、メロデスやら、ハードコアやら、スラッシュやら、メタルコアやら・・・とゴチャゴチャしたジャンル分けは全く必要なくて、ただただメタル。ひたすらメタル。なんの混じっけのない正統派なメタル。そういう事なんです。僕がTRIVIUMを語るにあたって、まず第1に言いたいのはそこなんですよね～。
まぁ意見は分かれそうな感じはしますが。ボーカルの面をとって、メタルコアと区分するのか、彼らの出す音の面をとって、正統派なメタルと区分するのか。
え～、こんだけ語っといてこんな事いうのもアレなんですが・・・
実は僕個人としては細かいジャンル分けってのは全然興味ないんですよね(笑)！ 興味ないっていうかアレコレとジャンルを気にするのは逆にカッコ悪い！というか(笑)。
これだけ語っといて、なんじゃ、そりゃ！って感じですよね。すいません(大汗・・・アワワ・・・)。
大体演奏しているバンドの方はおそらく何にも考えず「自分達は単にメタルをやってんだ！」と思ってプレイしていると思います。細かいジャンル分けを勝手にやってるのは各メディアや分析好きなリスナーの方々なんでしょうね。
まぁでも細かいジャンル分けっていうのは、他人に「このバンドのジャンルは○○○なんだよ。」とか言って伝達するのには便利ですよね。そう言われると、なんとなくその紹介されたバンドがどんな感じなのかつかめやすいというか。
で、そういう時にこそ「TRIVIUMはメタルだ！」と声を大にして言いたいですね。
ホント、この時代にあそこまで「メタル！」な音楽をヤラレると、「参った！」って感じですね。「Pull Harder On The Strings Of Your Martyr」にリフを聴いて、どこか懐かしさを憶えたなら、あなたは僕と同類です(笑)。 あの曲のリフはまさに’80ｓメタルの音使いです。
さて！長くなりました！ここまで読んで下さった方ありがとうございます(笑)。 ホントはまだまだ書きたいんですが(笑)、あんまりいっぺんに書きすぎると今後のコラムのネタ切れが懸念されますので(笑)、今回はこんな感じで。
ご拝読、お疲れ様でした。