第15回「TRIVIUM 来日LIVE REPORT 大阪編」

第15回「TRIVIUM 来日LIVE REPORT 大阪編」
さてさて!ついに楽しみしていましたTRIVIUMの約1年3ヶ月ぶりの来日公演が終了してしまいましたねぇ~・・・。
寂しい限りでございます。
僕も楽しみにしてた一大イベントが終わり、抜け殻のようになっております・・・。(笑)
で、今回はいつもコラムと銘打ってやっている、この「So Far, So,Good・・・So TRIVIUM!」ですが、僕なりに今回の来日公演の各公演のLIVE REPORTなんかをしてみようかな~と思っています!
見に行った人はその時の感動などを思い返しながら、また見に行けなかった人はその時の情景を思い浮かべながら読んで頂けると幸いです。(笑)
では、まず初日の大阪公演の模様から!
ついに、待ちに待ったTRIVIUMのLIVEが見れると言う事で開演前から妙に緊張しっぱなしでした。
会場の大阪Shangri-Laはキャパ380~400程度の非常に小さなハコでした。
大きなシャンデリアが2つ、天井の左右にありました。
ハコに入った瞬間、目に飛び込んで来たステージのHeroとNemesis(新作”The Crusade”のアートワークのキャラクター)が描かれたフェンスにテンション・ハイ!(笑)
ステージめっちゃ近いじゃん!と興奮しまくりでした!(客スペースとステージの間がほとんど無い!)
ステージの高さも結構高めで良かった!前の人も、後ろの人も非常にメンバーが見えやすかったのではないかと思われます。
でも客スペースの作りがイマイチだったな~。真ん中の辺に鉄柵がド~ンとあって、段差があって・・・。僕みたいなモッシュ大好き人間にはとっても邪魔な作りになってました。
で、僕は前から約2列目?3列目?・・・2.5列目的な位置で右のPaolo側で観戦。
この日はモッシュはせずに、ひたすらヘドバンとフィスバン(フィストバンギング・笑)に徹していました。
まぁ、そんなこんなで開演時間。
それまで流れていたPANTERAの”Vulgar Display Of Power (俗悪)”が終わり、場内が暗転し、荘厳なIntroが会場に流れ始めます!そして大歓声!!
いっつもLIVEを見に行った時は感じますが、場内が暗転してIntroのSEが流れ始める瞬間。
この瞬間ってめちゃくちゃテンション上がりますよね~!何とも言えない高揚感と言いますか・・・。
マジで爆発しそうになります!
3分くらい?SEが流れ、ついにステージに小走りでTravisが登場!!
雑誌やTVやネットなどで見慣れたあのTravisが今、僕の目の前に!(笑)上半身裸で半ズボン、黒い手袋!
Travisがドラム・セットに座ると、他のメンバー、Corey、Matt、Paoloが続々とステージに登場!
もう観客のテンションは最高潮!会場は爆発せんばかりの大盛り上がり!
ギターを縦に構え、下を向き、ユラユラ体勢を整えているMattの姿がカッコ良い!
そしてTravisのハイハット2つが鳴った瞬間に始まった1曲目は”Entrance Of The Conflagration”!!!
ぐわ~!カッコ良すぎる!!!
フロント3人のヘドバン・フォーメーションがまさにメタルなパフォーマンスで・・・あまりにも眩しすぎて直視出来ませんでした!(笑)
Mattが”A Common Woman~♪”と歌い始めた瞬間、あまりに感動しすぎて顔がニヤけっぱなしでした!(笑)
目の前に見えているTRIVIUMの姿が何故か信じられませんでした。
あ~、今、俺TRIVIUMのLIVE見に来てるんだ~、と。(笑)
始まってすぐMattのメイン・ギター(白のDean Razorback)の弦が切れてしまいました。(汗)
すぐに黒いMLにチェンジ!
そこで本人のテンションが下がらないか心配だったのですが、変わらずのパフォーマンス!
さすが数え切れない程のLIVEをこなしてきた百戦錬磨のLIVE BAND、TRIVIUMです!
1曲目が終わりTravisがドラム・セットから立ち上がりました。スポット・ライトがTravisに当たります。客を煽るTravis!
するとドン!ドン!ドン!と4分音符のキック・ドラムを踏み始めました!それに合わせ観客も”オイ!オイ!オイ!”とコール!
そして始まった曲は”Detonation”!
“The Crusade”の中でも僕の大好きな楽曲であります!
歯切れの良いMattのギター・リフが観客のテンションをより一層上げます!
会場は狂ったように盛り上がり!カッコ良過ぎだろ!(笑)
Paoloのクリーン・コーラスも見事でしたね!Mattとのボーカルの絡みはナイス・コンビネーションでした!
軽いMCの後、始まったのはTRIVIUMの代表曲”Like Light To The Files”!
うお~!やべぇ!
いっつも部屋で一人で弾いてる曲を今本人達が目の前でやってる~!(笑)
MattもCoreyも右手のピッキング速ぇ~!!(笑)
コーラスは大合唱ですよ~♪
僕は英語分からないんでMC何言ってるか分からないんですが”Thrash Metal”って単語が聞こえたような気がしました。
そして演奏されたのはクソヤベェ、スラッシュ・メタル・ソング、”Suffocating Sight”!
あのイントロのギター・リフはいつ聴いてもヤバいわ!右手の弦の刻みが速すぎる!
あのリフを弾いてる時、かなりMattの右手を凝視していましたが、もう笑えてきましたよ、スゴすぎてね!(笑)
それを確認した後はひたすらヘドバン・ヘドバンでした!(笑)
次もヤバいスラッシュ・メタル・ソング、新作”The Crusade”の中でも最も速い曲と思われる”To The Rats”!
ザクザクの刻みのリフがカッコ良すぎる!テンポもCDよりめっちゃ速くなってて、アドレナリン全部吸い取られてるようでした!
そしてMCナシで来た次の曲、ついにきた!”Ignition”!!
個人的には”The Crusade”の中で1番好きな楽曲です。
他のお客さんも皆この曲を待ってたような気がしてたのは僕だけでしょうか?始まった瞬間のお客さんの押しがスゴくなったような気がするんですけど!(笑)
あんなすげぇフレーズ弾きながら、Matt歌えるのかよ!?とずっと思っていましたが、完全に普通にやってましたね!(笑)
僕の心配はただのおせっかいだったみたいです。何の心配も入りませんでした。(笑)
やっぱりコピーしてる曲なんでついつい手元に注目してしまいましたよ。(笑)
続いては正統派なメタル・ナンバー”Tread The Floods”!
この曲もかなり聴き込んでた楽曲なので、いざ目の前で演奏されるとやっぱめちゃテンション上がりますね~!
ホント新作”The Crusade”は名曲揃いだぜ!
次の曲は癒やされたな~!TRIVIUMが産み落とした珠玉のヘヴィ・バラード”Dying In Your Arms”!
やっぱ良い曲だ~、コレは!
数年前初めて”Ascendancy”を買って聴いた時に、この曲だけは非常に際立って聴こえました。
こりゃ~名曲になるな!なんて思っていました。
実際初めて目の前で演奏されて、やっぱり名曲だなと確認しました。
そして1stアルバムからの唯一の曲、”Ember To Inferno”!
この曲大好きなんですよね~!やってくれて良かった!
Aメロ~Bメロの叫ぶパートはCoreyが歌い、サビの美しいメロディ・パートはMattが歌う。
これまたナイス・コンビネーションでした!
Coreyのスクリーム・ボーカル良いですね~!普通にカッコ良い声質してる!
Coreyメイン・ボーカルでもイケそうじゃん!(笑)
そしてそのままTravisの速いキックのドラム・ビートが!
MattがJumpを煽ります!
コレキタよ!最強の名曲”A Gunshot To The Head Of Trepidation”じゃ~ん!!
皆、曲のテンポに合わせてジャンプジャンプ!楽しい~!(笑)
LIVE映像で見てたあの光景の中に今自分が混じっているのが嬉しくて!最高でした!
そして例のギター・ハーモニー・ソロ!見事でしたね~!カッコ良かった!
シンプルなペンタトニックのシーケンス・フレーズだけどあのフレーズはカッコ良いわ~!ヘドバンしたくなるギター・ソロです。(笑)
で、オールドなスラッシュ・メタル・ソング、TRIVIUMの新たな代表曲”Unrepentant”!
この曲ハマりますよね~。この日のLIVEまでに何回聴いた事か!
ザックリとした歯切れの良いリフが気持ち良い。カッコ良い。
やけに耳に残るボーカル・メロディも秀逸です!こんなメタルな楽曲、今時なかなか作れる人いませんよ!(笑)
ホント、メタル!って単語が似合うメタルな曲ですね、Unrepentant!
そして!そしてそして!
まさかこの曲をやってくれるとは!
TRIVIUMがこの曲をやったら反則でしょ~!暴動が起きてしまいますよ~!
METALLICAの”Master Of Puppets”!!!
この曲は魔力を持っています。誰が演奏しても絶対盛り上がりますよ。
それをTRIVIUMがやるんだから盛り上がるなんて簡単な言葉で片付けてはイケません。
明らかに今までの盛り上がりとは異質なモノに・・・メタルの魔力に取り憑かれたメタル・マニアックス共の狂喜乱舞!って感じになってました。(笑)
客の上をゴロゴロ転がるダイバー達が続出!
開演前にダイブ・モッシュは禁止ってお触れが出てたのに!(笑)
Master Of Puppetsは途中までやって終わり。
まぁカヴァーだしね。
続いての曲はついに出したよヤッコさん!
“Anthem (We Are The Fire)”!!
ハードコアなメタルが氾濫するシーンの中で、この楽曲はまさに昔ながらのスタイルを堅持し続ける正統派メタルの最後の頼み綱とも言えます!
まさにメタル!なイントロで始まり、いきなりギター・ソロから始まるこの曲展開!
完全にメタルじゃん!(笑)
客の盛り上がりも前の曲に比べ、全く引けを取らないものでした!皆この曲をやるのを待ってたんだね!(笑)
“We Are The Fire!”の所はもちろん皆叫んでましたよ~!最高~!楽しい~!(笑)
で、問題のパートですよ!ギター・ソロの後のシンガロング・パート!
“イッショニウタッテクレ!”
うぉ~お!うぉ~お!(Matt)

うぉ~お!うぉ~お!(客)
イェ~エ!イェ~エ!(Matt)

イェ~エ!イェ~エ!(客)
何か文章にしたら全然感動が伝わってきにくいような気がするんですけど・・・何とか分かって下さい!このコール・アンド・レスポンスの一体感、気持ち良さ、楽しさ!
ホントこの”Anthem”って曲がLIVEを思って作られた曲なんだな~、と実感致しました!
“Anthem”は今後永遠に語り継がれて行く名曲の1つに数えられる事でしょう!
しかし、コレで終わりではありません!
この曲を聴かなきゃ帰れませんよ~!
最後の曲は”Pull Harder On the Strings Of Your Martyr”!!!!
MattのパワフルなMCで導かれたTravisのドラム・リフが全てのTRIVIUMファンを興奮の坩堝に叩き込みます!
そして、このいかにも80年代的な響きのリフが全てのメタル・ファンを納得させます!
フロント3人のヘドバン・フォーメーションも冴えまくってるぜ!
“Puuuull!Harderrr!Striiiiiings!Marrtyrrrrrr!”
お客さんも声を枯らしながら叫び散らします!
しかしサビでは一転して美しいメロディを皆で歌い上げます。
こういう皆で叫んで歌える曲って良いですね~!ホント楽しい!盛り上がる!
そして楽しい時間は過ぎるのが早いもので、あっという間のステージでした。
ホント早かった!「え!マジで!?もう終わり?」みたいな感じでした。
他のお客さんも皆同じだったみたいで、TRIVIUMのメンバーが消えて、ステージを撤収し始めてもなかなか帰ろうとしませんでした。
全体的な感想は、当然の事ながら2005年の10月に来日した時の100倍は良くなってた!(笑)
Mattも難しいフレーズ弾きながら歌を歌う事が当たり前みたいなスタイルを築き上げてましたね。スゴいわ~。(汗)
MattとCorey、MattとPaoloっていうボーカル・コンビネーションが秀逸でした。特にPaoloは非常に良い仕事をしてましたね~。ナイス・ボーカル!(笑)
Travisはめちゃくちゃパワフルなドラミングだったし!
ただ会場によって音良かったり悪かったり・・・。
この大阪では最高!と言える音では無かったような気がします・・・。
という事で非常に長々と書ききってしまいましたが、今度は渋谷編に続きます!(笑)
今度はかなり簡略化されたREPORTになるとは思いますが・・・。
また読みに来て下さい!(笑)
あ、やった曲順はうる憶えなので、間違ってたらご容赦下さいませ!
MKH and YAS

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