第18回「YOUNG GUITARからのビッグ・ボーナス！」
TRIVIUMの1月の来日公演の事を思い返すと、未だに熱い余熱が体の奥底から湧き上がってくるような気がする昨今ですが、そんな気持ちを更に盛り上げてくれるようなビッグ・ボーナスが、日本の最高峰プレイヤー雑誌、「YOUNG GUITAR」からプレゼントされました。
メタルが好きで、ギターが好きで、TRIVIUMが好きで・・・って人なら絶対にこのYOUNG GUITAR 2007年4月号はチェックされてるハズでしょう！
そう、日本で初めてTRIVIUMを表紙に起用し、ガッツリとTRIVIUMを全面的にフィーチャーした雑誌・・・それがYOUNG GUITAR 2007年4月号なのです！
本屋でこのYOUNG GUITARを見つけ、家に買って帰った時は、もうワックワク気分でした。
冷蔵庫に楽しみにとっておいたプリンを、さぁ今から食べるぞ！という時のような気分と言いますか・・・嬉しいやら、楽しいやらで・・・。(笑)
何がスゴいって、やっぱり付録のDVDでしょう！
前回のTRIVIUM来日時にもYOUNG GUITARはDVDでTRIVIUMを取り上げていましたが、あの時のDVDはChildren Of BodomのAlexi Laihoがメインだったので。
家に帰ってDVD、即再生。画面に現れるMattとCoreyの2人に感激。
デモンストレーションのボーカルなし”Anthem(We Are The Fire)”に感動。
その後も徹底的に披露されるTRIVIUMのトレーニング・フレーズ。今僕も一生懸命練習してます。何だか彼らのテクニックにあやかれたみたいでギター弾いてて嬉しくなってきます。
話しを聞いてると、やっぱ彼らはこうやってブレイクした今でも練習は欠かしてないみたいですね。
最近テクニック・トレーニングをサボりがちな僕はケツを叩かれてるみたいで、良い刺激になりました。(笑)
僕の場合、皆がぶったまけるようなスッゴいテクニック・スキルよりも、1人でも多くの人が感動してくれるような素晴らしい曲を作れる能力の方に魅力を感じます。
そういう作曲能力はギターのテクニック・スキルのスゴさとかとはまた別の次元の才能・・・と言いますか・・・ぶっちゃけて言うところの、ギターの速弾きがスゴいからってテメェ良い曲が作れるのかよ？！って事なんです。(笑)
まぁ当然、最低限レベルのテクは絶対必要だと思いますが、必要以上にテクを磨いても、ミュージシャンとして1番優れていけなきゃいけない能力・・・「作曲能力」が欠損していたら何にもならんだろう！というのが僕の持論なんですけど。
TRIVIUMの場合は、やっぱりああいう素晴らしいテクニックの上に、素晴らしい作曲能力が備わっているワケですね。
テクニック・レベルは高いに越した事はないですからね～。
僕もまたテクニックに憧れた昔のギター・キッズの頃の気持ちに戻って、練習していきたい！と思いました。
しかし、MattもCoreyもギター野郎ですね！(笑)
好きこそ物の上手なれ・・・とかって言いますけど、ホントにギター好きで弾いてるんだろうな～、っていうのが伝わってきて・・・思わずニヤリとしてしまうような内容のDVDでした！
TRIVIUMの素晴らしさに気付き、こういうDVDシューティングを企画したYOUNG GUITARさんに拍手！です。素晴らしい！
個人的な所感ですが、今回のDVDを見て、MattよりもCoreyの方が速弾きテクニックは巧いような気がしました。
Coreyの方が正確に弾ききってる、と言いますか。
いや、Mattもめちゃくちゃ巧いんですが、ギターを弾く事に関しての「素の部分」が見えたような気がした今回のDVDを見る限りじゃ、Coreyの方が正確な速弾きをしてたように感じました。
まぁどっちが巧い、とか言っても非常に僅差の世界ですけど。
スコアが載ってた「Entrance Of The Conflagration」もパーフェクトな採譜だったと思います！このスコアを参考に1時間くらいで完コピ出来たんですが・・・いやぁ、なんとも良い曲ですね、Entrance Of The Conflagrationは！(笑)
弾いてて気持ち良い！シンプルなリフ、フレーズばっかりなんですが、やっぱ曲の良さを感じさせるのは、Mattのボーカル・メロディでしょう！やっぱ音楽はメロディです！
彼の作曲能力のセンスがうらやましいです！
最近この「Entrance Of The Conflagration」を弾くのにハマってます。「ちっくしょ～、俺もこんな曲作りてぇ～！」とか思いながら弾いてます。(笑)
自身のモデルのDeanギターの紹介映像もDVDには含まれていました。
非常にDeanのRazorbackが欲しくなりましたね！！(笑)
何とかお金貯めて、いつか絶対買ってやろうと思います。(笑)