BURRN!2017年2月号にマシューのインタビューが掲載されています。先月再発となったデビューアルバム「Ember To Inferno - Ab Initio」によせて自身のキャリアを振り返っており、なかなか興味深い話題が多く、さわりだけご紹介します。
リリース当時、Lifeforce Recordは十分な配給網を持っておらず「Ember~」も手に入りにくい状態でした。1年後にはRed Distributionという会社が入り配給網も補強されましたが、ちょうどRoadrunner Recordsからの「Ascendancy」のリリース時期と重なってしまい、またも脚光を浴びそびれてしまいます。
そんなことから、マシューは常に「Ember~」を「呪われたアルバム」と思っていたようなところがあったそうです。
2014年、バンドは「Ember To Inferno」の原盤とその権利の買取に成功。誰にでも手に入る形での再発を目指し、2年ほどかけてマネージャと協議を重ねた結果、自主レーベル「Kiichi Chaos LLC」からリリース、配給はCooking Vinyl (日本盤はBeat Records)が担うことになりました。
「Ember~」制作当時、マシューはまだ11年生、初めてTriviumがコピーした曲が(sic)、という話を十数年前に聞いたとき「わっかいな~!」と驚きましたが、今またこのインタビューでそういった話を読み、あらためて驚いています。
また「Trivium」というラテン語のバンド名は、初代シンガーのBrad Lewterが考案したもので、彼が脱退するときにバンドに残していったものだそうです。またキイチ君はTrivium以外の仕事に就いたことがないとも話しており、わかってはいたものの改めて文字で見ると、新鮮な感じがしました。中学で入ったバンドが高校で世界デビューですもんね。
インタビューの最後は、おなじみとなりつつある「一ヶ月くらいジャパンツアーしたい」といったコメントで締めくくられています。一ヶ月、いつでも歓迎です!
古いファンの方には懐かしく、新しいファンの方には新鮮な話題ばかりのインタビュー、機会があればぜひチェックしてください。
余談ながら、今回は、定期購読なのに発送から届くのに6日もかかり・・・ そして次号からB!誌は値上げだそうです。